ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ

2022年のGWは最長10連休、連休の並びもよく、絵に描いた10連休ではなく、実際に10連休を取得される方も少なくなかったのではと思います。

いっぽう、コロナ禍の自粛ムードも某緑の女史を除き徐々に薄れつつあり、筆者もせっかくの機会とばかりに普段なかなか足を伸ばせない、別府のインターコンチネンタルを訪問してきました。

 

Access

一口に別府といっても、鉄輪地獄エリアのさらに西、明礬温泉付近のため、大分空港や大分市内からのダイレクトアクセスはありません。

結果として、空港からのアクセスは大きく3パターンになるかと思われます。

大分空港からのアクセス
  • 定額タクシー(目安:11,000円)
  • 空港バス(観光港下車)⇒タクシー
  • 空港バス(別府駅前下車)⇒亀の井バス

観光港や別府駅からも距離があるため、2名以上であれば定額タクシーの予約、もしくはレンタカーの利用がおススメです。

*なお、ホテルの提供するシャトルバスは、2022年4月末現在、引き続き運休しています。

 

Facilities

さすがに別府というお土地柄だけあり、温浴施設は非常に充実しています。

温泉・サウナ

温泉では「美肌の湯」として知られる明礬の湯をご堪能いただけます。

檜と石造りの2種類を内風呂のほか、別府石でできた野趣あふれる露天風呂からは別府湾と市街地が一望できます。アップグレードクラシック・スイートルームのバルコニーには、プライベート露天風呂が備え付き。

intercontinental official website

こちらの施設の一番の醍醐味といって良いと思います。

構成は内風呂+サウナ(ミスト or ドライ)+露天風呂。エリアは2か所の男女入替制、ですので、ドライサウナがないっ!というサウナ―の方は翌日チャレンジされると良いと思います。

なかでもゴツゴツとした岩場を流れる露天風呂は風情あり、別府湾の眺望ともあいまって、文字通り命の洗濯場、と言えるでしょう。

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ公式サイトより

なお、意外と知られていませんが、宿泊はちょっと高い!という方には、意外と知られていませんが、立ち寄り湯も可能です。午後の3時間限定ですが、平日2,500円からの非日常の息抜きとしては最高級のクオリティなのではないかと思います。

立ち寄り湯
  • 料金:平日 ¥2,500 | 土日祝 ¥3,500
  • 時間:14:00~17:00

 

インフィニティプール

インタコ別府さんのもうひとつの目玉がインフィニティプール。

屋外の温水プール(27℃)ですが、ガチ泳ぎ用ではありませんので、イメージとしては京都ROKUさんのサーマルプールの眺望強化型、と言えます。(伝われ)

別府湾を眺めながらジャグジーでのんびりしていると、筆者のようなアラフォー社畜のおっさんでもセレブになった錯覚が楽しめます。

また、プールサイドにはカバナも設定されており、グループでの利用には便利です。(料金は別途相談)

 

Club Intercontinental

みんな大好きクラブラウンジ。今回アサインされたアップグレード・クラシックは通常ですとラウンジアクセスが付帯しますが、現在のIHGの運用ですと、アップグレード時はラウンジアクセスの対象とはならないため、注意が必要です。(この点、お部屋タイプとラウンジアクセスが紐ついているヒルトン系列とは異なった運用と言えます。)

一方、先日発表されたIHGの新プログラム、IHG Oneでは、40泊の特典としてラウンジアクセス権が付与されるため、今後どのような運用になるのか要注目です。

▼IHG Oneの変更点、詳細はこちら。

 

 

Dining

ダイニングファシリティは以下の5施設が運営されています。

Elements

メインとなるのは4Fレストランフロアに位置する、オールディダイニングのエレメンツ。朝食~ランチ~ディナービュッフェからアラカルトまで幅広く提供されています。

滞在時はゴールデンウィークの限定メニューとして、メイン料理とハーフビュッフェがセットになった『Elements 春の箱庭〜ゴールデンウィークスペシャルビュッフェ〜』が開催中。メインは豚のトマホークをチョイス。この一皿だけでボリューム爆発、豚のグリル好き(筆者)には堪らない逸品でした。

 

▼ディナービュッフェの様子はこちら。

▼ご予約はこちら。

 

Atelier

ディナー限定でカウンターフレンチを提供するAtelier。

オープンキッチンを囲むように作られたカウンター越しに見えるシェフたちの軽快な動きはまるでライブショー。記念日やお祝い事はもちろん、ご滞在中、特別な夜を演出するなら、ぜひ。ディナーのみの営業。席数が21席と限られているので、事前のご予約をおすすめします。

ANA Intercontinental official website

若干エンタメ色もあるレストランのため、好き嫌いは分かれるところですが、スタンダードコースのアトリエであれば12,000円(サ別)、ワインペアリングも8,000円(サ別)と”ほどよい”価格設定のため、使い勝手は悪くないかもしれません。

 

The Bar

同じく4Fの一角のバースペース。

エレメンツの裏手で気がつきにくいのですが、ちょっと裏手を覗くとそこは素敵なバースペースになっていますり

メインはバードリンクですが、施設のラウンジ共通メニューの和牛バーガーやクラブサンドイッチなどのフードもいただけます。

実は誰にも教えたくないのですが、実はこちらは隠れたインタコ別府のスーパースポット。夕刻からサンセットを眺めるには最高のロケーションで、お酒を召し上がらない方でも是非訪れていただきたいと思っていたりします。

 

The Lounge

2階、ロビースペース脇のラウンジです。

さほど席数のあるスペースではありませんが、眺望も優れているため、アフタヌーンティで満席になりがち。週末にご利用予定の際は予約必須だと思います。

GW中までは『キューティーピンク・ストロベリー・アフタヌーンティー』(4,000円)、GW明けから6月一杯は『抹茶ストロベリー スプリンググリーン・アフタヌーンティー』(4,000円)が開催予定です。

 

AQUA

1F、インフィニティプールに面したティーラウンジがAQUAです。

プールを望むインルーム席がメインで、予約はそちらが中心ですが、お天気が許せばプールサイドのテラス席も心地よく、ワインや軽食をつまみながら、由布岳~別府湾の眺望を楽しむのも悪いチョイスではありません。

 

Patisserie Boulangerie

イートインではありませんが、パン類やスイーツのショップもThe Lounge脇に併設されています。

パティスリーをテイクアウトし、お部屋のバルコニーでコーヒー・紅茶とともにいただく楽しみ方もありそうです。

 

Rooms

今回予約のルームカテゴリは最安のクラシックルームでしたが、客室温泉露天風呂付のアップグレード・クラシックにアサインいただくことができました。

今回2名での利用でしたが、まったく息苦しさなく快適、連休中の滞在ということで仕事は持ち込みませんでしたが、ワーケーションとしても快適な滞在となることと思います。(もっとも、多くの場合、稼ぎよりも出費のほうが多い環境と思われるため、要注意ではあります。)

日本の匠の技にインスパイアされ随所に和のエッセンスを効かせたクラシックツイン。68㎡のゆったりとした室内は、伝統と現代、ぬくもりとシャープさが共存するくつろぎの空間です。

ANA INtercontinental Official website

 

 

Summary

多くのTravel Savvyな皆様からも、国内ベストのリゾートホテルの声を聞いていましたが、いざ訪問してみるとその理由がよく分かった気がします。ロケーション・ハード・ソフトが非常に高水準で融和しており、国内にもこの水準の素晴らしいリゾートがあったのかと素直に感嘆

ブランドに胡坐をかいてアホみたいなレートを出しているリゾートさん、リゾートとは名ばかりのぼったくり施設さん、スタッフさんがアルバイトさんばかりのソフトGdGd施設さん、1泊10万+のチャージをするからには、インタコ別府さんの爪の垢を煎じて飲んでおいたほうがいいと思いますよ?

 

General Information

ANA Intercontinental Beppu Resort & Spa
499-18 Kannawa, Beppu, Oita 874-0000, Japan
+81-977-66-1000

 

▼掲載ホテルのご予約はこちら

【May, 2022】ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ / ANA Intercontinental Beppu Resort & Spa
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