2021年11月開業の、まだオープンから1年経過してしていないヒルトングループのNew Addition。
直近、9月に入りヒルトン広島がオープン、今後もガーデンイン京都(2022年11月)、ダブルツリー富山(2023年1月)、ヒルトン宮古島(2023年予定)、ヒルトン横浜(2023年予定)と、立て続けに国内オープンが計画されているため、Hhonors修行をご検討されている方も増えているようです。
ヒルトン長崎も、コロナ禍に関わらず、オープン当初はルームレートも高止まりしていましたが、ここにきてだいぶ落ち着いてきた感もありましたので、こちらの宿泊目的で一路長崎へ。
Access
JR長崎駅西側、出島メッセの並び。2022年9月23日の西九州新幹線(長崎⇔武雄温泉)の開業に向け、いま急速に開発が進められているエリアです。
と言うわけで、JRでのアクセスは抜群とは言え、長崎アクセスの幹線が航空便からとって変わるというわけでもなく、関東・関西の観光客からすると空港からのアクセスは長崎新地などと比べると若干遠い印象も。
特に、新地や銅座、思案橋で食事をする場合など、同エリアのホテルのほうが利便性が高く、また価格も安いこともあり、『わざわざ泊まる』感があることは否定できません。
Facility
エグゼクティブラウンジ、温浴施設、ジム、宴会場、チャペル、と、長崎にはちょっと過剰じゃないかとも思えるフルスペックのシティホテルとなっています。
Executive Lounge
11階に位置するエグゼクティブラウンジは、シックなカフェ風のしつらえ。
開口部が多くとられており、浦上川~稲佐山の方面を望む、開放的なスペースになっています。
一般的なヒルトンのルール同様に、ダイヤモンド会員、エグゼクティブフロア滞在者(アップグレード含む)が利用可能です。
Cocktail Hour
カクテルアワーは標準的な構成。フードは比較的充実しているのではないでしょうか?
何より利用者が少なく、某マリオットのような見苦しいフード争奪戦がないだけでも御の字です。
Breakfast
今回朝食は1階の瓊鶴海(たまつるみ)を利用したため、ラウンジは覗いただけとなりましたが、非常に充実していると思いました。
いっぽう、朝食の時間帯もラウンジユーザーがほとんどおらず、手付かずなままなのがもったいない感じも少々。フードロスを考えるとオーダー制も一考かもしれません。
- AM:7:00~11:00
- PM:17:00~22:00
温浴施設
6階にはジム併設の温浴施設も。日中はクローズのため、営業時間が短く、利用できなかったのが残念です。
Dining
いちおうホテル側の定義ですと下記の4つのレストランが稼働中。ただし、ディ・バートと福海楼は同一エリアでの営業なので、実質3店舗と考えたほうが良さそうです。
また瓊鶴海も鉄板焼き、天婦羅、寿司が同一店舗内でエリア分けして提供されており、それぞれの料理コースの名称で呼ばれることも多いため、知らないと3店舗が共同営業しているように錯覚するかもしれません。
- オールデイダイニング「ディ・バート」
- チャイニーズレストラン「福海楼(ふくかいろう)」
- 日本料理「瓊鶴海(たまつるみ)」
- ラウンジ&バー「セブンシーズ」
瓊鶴海
今回は朝食で瓊鶴海を利用しました。ご興味あれば下記ご覧ください。
Rooms
毎度お金がありませんので、HPCJ経由の最安価格で予約。エグゼクティブデラックスへアップグレードしていただくことができました。
このルームカテゴリは、コーナーと一般のお部屋がありますが、一般のお部屋は比較的コンパクトで、2人だとやや窮屈感を感じるか感じないか、ギリギリのところ、というのが正直な感想。2人でともにワーケーション、などという場合は、上手にラウンジを活用しつつ、快適な滞在を調整する必要がありそうです。
Summary
当然ながらまだ築浅のスタイリッシュなホテル。エグゼクティブラウンジも期待どおり運用されており、価格がすっ高値でない限り、不満な点が少ないホテルだと思います。
ただ、新地とはさほど離れてないとはいえ、1日に2~3往復となるとやはり駅周辺は面倒な立地とも言え、観光目的であれば、そのあたりのトレードオフも考えたほうが良さそうです。
機能性の高いホテルではありますが、お部屋での滞在をメインにしたご旅行であれば、他に安い選択肢も視野に入ってきてしまう(それもあって値下がりしつつある)のかな、と感じる部分もあり、今後の値動きに注目されます。
General Information
Hilton Nagasaki
4-2 Onouemachi, Nagasaki-shi, Nagasaki, 8500058, JAPAN
+81-95-829-5111
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