勤労感謝の日の飛び石連休に京都を訪問。ハイアット リージェンシー 京都滞在の後、せっかくなので話題のRoku Kyotoさんにもお邪魔してきました。
こちらのホテルはしょうざんリゾート内の再開発のため、紅葉の美しい季節にお邪魔したいと考えていましたが、『ど』のつくハイシーズンでお値段も10万円越え、どうしようかと悩んでいたところにポイント泊 (95,000pts) の空きが生じ、予約を押さえることができました。
Tips
通常Hiltonのポイント価値は0.5~0.6円ですので、1円相当で利用できるRoku Kyotoは、現状 “極めて” お得な利用先と言えます。
Access
Roku Kyotoの位置するしょうざんリゾートは、金閣寺のさらに北となるため、素直にタクシーに飛び乗るが良いと思います。少しでもお安く、ということであれば地下鉄烏丸線の北大路駅から乗車するのが良いでしょう。交通費のセーブに加え、交通渋滞の回避にも有効です。
Dining
この価格帯のホテルだと、寿司・割烹・洋、と複数業態持つのかと思いきや、オールディダイニングのTenjin一本勝負というのはSimplifyの名のもとにサービスレベル切り捨てた疑惑は拭い去れないとても潔いと思います。
筆者もアフタヌーンティーと朝食で利用させていただきましたが、屋外のテラス席は(ちょっと寒かったけど)とてもいい雰囲気で、ぶっちゃけここなら凍え死ぬまで仕事できると思ってしまったのもまた事実です。
Tenjin (Afternoon Tea)
まず最初に、予約必須です。ご利用予定の方は必ず来館前からきちんと予約しましょう。
人気の席は外の風景が窓一面に広がる室内のテラス側です。紅葉の季節はもちろんのこと、新緑の季節なども心地の良いスペースの争奪戦になるのではないでしょうか?筆者一同も、中庭側のお席に案内されたものの、ちょっと寒いかな、とは思いつつ、思い切って屋外テラス席に飛び出したのは結果的に大正解でした。
お料理は一品一品手が込んでおり、洋食ではあるのですが、懐石弁当さながら。スイーツからお料理までバランスよく並んでいます。
お茶に関しては各種、すきなだけ、とっかえひっかえ、が可能。この日は前日が大雨だったため、お目当てのハーブティーがメニューから外れてしまっていたのがとても残念でした。
【公式サイトのメニューはこちら】
Tenjin(Breakfast)
翌朝の朝食はアフタヌーンティーと同じくTenjinさんでいただきました。チョイスは和食とコンチネンタル風にタマゴメインの洋食、のチョイスでしたが、胃が疲れていたため断腸の思いでタマゴに別れを告げ、和食をチョイス。加えてサラダ等のハーフビュッフェも利用可能。
二段重のお料理は一品一品味わい深く、クオリティ高いなぁと素直に納得。日本人でよかったなぁ。
Rooms
筆者は人工ダイアモンド会員ということもあり、お部屋のアップグレードにはちょっとだけ期待していたものの、さすがに所詮人口ダイヤではハイシーズンではその願いも届かず、予約どおりDeluxe Roomへのアサインとなりました。
もっとも、最低カテゴリのお部屋とは言え、さすがに非常に快適な空間で、ハード面に関してはやはり評判どおりのクオリティだと思いました。なお、アップグレードがなかったこともあり、お部屋のお風呂はレギュラーなお湯かと思っていたのですが、チェックアウト時に150円の入湯税がチャージされたことからも、どうやらこちらのお部屋でもDeluxeなお湯だったらしいです。もっと入ればよかったかな。
Facility
Thermal Pool & Thermal Room
今回、噂のサーマルプールにも浸かってきました。予約制、ということで、時間の調整に難儀するかと思いきや、walk-inで問題なく利用できました。11月ですと外気に当たるのはしんどいですが、プールに浸かってしまえば問題ありません。ふっかふかのローブをお借りできるので、おそらく冬場でもまったく問題ないと思います。泳げない方でも温泉感覚で浸かっても、足湯だけの参加でものんびりできると思います。
サーマルプールのあとは、サーマルルームで温まるのが快適です。サウナ相当かと思っていたのですが、60-65度とそこまで温度が高くないため発汗までは難しく、ととのうことは難しく思います。整いまくった汗だくのサ活おじさんがサーマルプールにドボンしてくる心配もないので安心です。せっかくのRoku、です。たまにはサ活ではなく、リラクゼーションにいそしむのも悪くないでしょう。
Tea House
ラウンジとして供されているスペースがTea Houseです。日中はその名のとおりお茶を中心としたソフトドリンクの提供に加え、17:00~18:30のカクテルアワーには、プレミアフロア(4階)の宿泊ゲスト及びダイヤモンド会員の宿泊ゲスト専用のラウンジとなり、シャンパンをはじめとしたアルコールとオードブルがサービスされます。
カクテルアワーはそれなりの賑わいを見せますが、日中はさほど人気にないため、個人的にはここでPCを広げて仕事するのがとても快適に思えました。
Summary
今回は秋のスーパーハイシーズンということもあり、多くの皆さん同様、約10万ポイントを利用しての滞在でした。Hiltonのポイント単価は概ね0.5円程度の価値のため、50,000円と考えれば納得感もありますが、素泊まり10万円超のお部屋代の設定は正直疑問符の残る気もしました。さはされど、インバウンドも戻っている状況であれば、取ることすら出来なかったであろう予約ですので、とてもラッキーであったこと自体は間違いないと思います。
さて、来年はどうなるのでしょうね。また来たい気と活況であって欲しい気持ちが半々です。
General Information
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
44-1 Kinugasa Kagamiishicho, Kita-Ward, Kyoto, 603-8451, Japan
+81-75-320-0111