沖縄の梅雨の終盤戦、6月初頭に石垣島を訪問しました。その前週の那覇滞在が雨に祟られたため、引きこもりも覚悟の上、ホテルはオールマイティなインターコンチネンタルをチョイス。
この季節は沖縄のローシーズン価格のため、コストを抑えた滞在となった上、幸運にも好天に恵まれ、トータルでも非常にコスパの高い小旅行となりました。
Access
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは石垣空港と石垣市街地のほぼ中間地点に位置するため、市街地行きのバスでのアクセスが便利です(440円)。
可能であれば、ホテルで停車する東バス10系統(空港線)がベストですが、時間帯的にはホテルを経由しない運航系統となる場合もあり、その際は八重山合同庁舎前で下車し、ホテルまで徒歩10分程度です。
タクシーであれば片道約2,500円程度。なお、石垣でのタクシー配車はDiDiが便利です。
▼クーポン情報はこちら。
Facilities
多岐にわたる複合施設のため、ここではプールとビーチに絞って記載します。
※なお、いくつかのブログに記載されている大浴場とサウナは本施設には存在しませんのでご注意ください。
スイミングプール
施設が広大なため、わかりにくいのですが、こちらのホテルには大別してキャラの異なる4つのプールが存在します。
サンライズプール
オーシャンウィング中庭に位置する、4つの中で最大のプールです。
こちらはウォータースライダーとキッズプール、人口滝が併設された、遊び倒すためのプール。
滑り降りたり、水に打たれたり、水遊びの好きな子供たちであれば、時間を忘れるて遊び耽るだろうなぁ、と思ったり、私も小さいときにこういうところに連れてきてもらいたかったなぁ、と、キャッキャしているキッズを見ながら思ってしまったり。
(いや、オトナになった今だってゼッタイ楽しいはず!!てか楽しい!!)
サンセットプール
ベイウィング寄りに位置する、複数のカバナが用意されたオトナなプールです。
カバナは半日単位でレンタル可能(6,000円/半日)ですが、2022年3月18日~10月31日の間、Night Pool with Perrier-Jouëtという企画により、シャンパンをはじめとしたドリンクフリーフローとカバナ利用がセットになったプランが提供されています。
手頃な価格設定となっていることもあり、夕食前後にシャンパン三昧も悪くなさそうです。(下記のプランはいずれもビジター利用も可能です。)
- ベーシックプラン
カバナ貸切2時間付き シャンパン「ペリエ ジュエ」フリーフロー(18,000円/宿泊者2名) - プレミアムプラン
「ペリエ ジュエ ベル エポック」フルボトル付き、カバナ貸切4時間&ドリンクフリーフロー(46,000円/4名) - カジュアルプラン
ドリンクフリーフロー 2時間(8,000円/宿泊者2名)
気になる方は下記公式サイトから詳細確認、予約が可能です。
▼詳細はこちら。
クラブインターコンチネンタルプール
クラブインターコンチネンタル利用者専用のプールです。かと言って利用にあたり、チェックが入るわけでもなく、超繁忙期でもなければこちらのプールを積極的に利用する理由もないため、あまり気にならない点だと思います。
今回の滞在中、利用されているシーンはさほど見かけませんでした。
インドアプール
オーシャンウィングの端、サンライズプールの向かいに位置する、インドアのソルトウォータープールです。インドアのため、こちらのプールのみ通年営業となっており、他のプールと比べるとサイズ的に見劣りはするものの、夏場でも雨の日や日差しが強い時間帯は重宝します。
屋外にもジャグジーがありますが、のんびりと浸かっていると日焼けがヤバイことも多いため、室内にあって嬉しい施設です。
マエサトビーチ
ファシリティ、と言ってよいか不明ですが、ホテルに面した人口ビーチです。
もともと石垣市街地からはアクセスの良いビーチはほとんどないため、観光客向けでビーチリゾートを楽しめるように整備された人口ビーチで、管理はホテルに委託されていますが、宿泊者以外でも無料で利用することが可能です。
レンタルショップやビーチハウスもあるため、手ぶらでビーチが楽しめます。
Dining
現在、下記のレストランが運営されています。
- SALTIDA
- SUNCOAST CAFE(朝食のみ)
- FIRESIDE TERRACE(休業中)
- YAEYAMA JAPANESE RESTAURANT & SUSHI ISHIGAKI
- OMOTO TEPPANYAKI RESTAURANT
- CHINA SHADOW CHINESE RESTAURANT
- PALETTE Terrace Lounge
- TROPICS LOUNGE & BAR(休業中)
なお、待望のIHG One Rewards、Diamond会員向けの無料朝食は2022/6/8から開始とのことです。(IHGの新プログラム、IHG Oneの変更点の詳細については下記をご覧ください。)
▼IHG Oneについて。
今回の滞在では下記の2店舗を利用しました。
SALTIDA
ベイウィング1階のオールディダイニング。1日を通じてビュッフェとアラカルトを提供するレストランです。
石垣島のLAND(大地)とSEA(海)の恵みを味わい尽くすことのできるフィッシュ&ミートビストロ SALTIDA(サルティーダ)。
広々としたくつろぎの空間とともに皆様をお迎えするのは、シェフが厳選したその日の新鮮な島食材の数々。「LAND(大地)」と「SEA(海)」から構成されたライブキッチンでは、石垣島のブランド牛として知られる石垣牛や豊かな大地で育った野菜、ハーブや果物、美しいサンゴ礁の海で育まれた新鮮な魚介類など、島の恵みをダイナミックに調理してご提供します。
心地よい風と石垣ブルーの海、島の大地の恵みを感じながら、ここでしか出逢えない驚きと感動に満ちたあなただけの食の物語を描きませんか。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート公式サイト
今回はディナータイムのSALTIDA BISTRO BUFFETを利用。
前菜&デザートビュッフェ+メイン1品のチョイス、というインターコンチネンタル系列のレストランで多く見られるシステムが採用されています。
この日のメインは下記からUSアンガス牛のロティサリーをチョイス。
ポーションは大きくありませんでしたが、前菜が充実している(&デザート腹も確保しなくてはならない)ため、これはこれで不満感はなし。
- スパゲッティ ムール貝とサフランのソース 島ハリッサ バジル
- SALTIDAパエリア セーイカ 海老 ムール貝 島魚
- ベジタリアンメニュー – ひよこ豆と島野菜のカレー ターメリック風味のキヌアサラダ
- 本日の石垣島鮮魚ポワレと帆立貝 燻製ガーリッククリームソース
- やんばる鶏のロースト 茸のフリカッセ タスマニア産マスタードソース
- 骨付きアグー豚の塩漬けレモンとニンニクのグレモラータ 紅芋フムス
- US産アンガス牛リブロースのロティサリー 島南瓜の石垣ハニーロースト
石垣牛ランプの グリル に変更:追加料金 5,500円
PALETTE Terrace Lounge
SALTIDAと同じくベイウィングに位置するカフェがPALETTE。
非常にスタイリッシュな、新館のコンセプトが凝縮されたスペースで、さほどカフェにこだわりのない筆者もここでのお仕事ならはかどるし、素直にお金を払いたいと思った素敵な空間。
アンバサダー会員や、IHG Oneのステータス保有者に配布されるドリンク券はこちらの店舗でも利用可能なため、還元率の低いポイントをいただくよりも、ドリンク券を利用したほうが満足度が高そうです。
▼店内の様子はこちら。
Rooms
今回はポイント利用のスーペリアルームの予約から、コーラルウィングのプレミアムコーラルルーム(50㎡)にアサインされました。
もっとも、コーラルウィングのお部屋はいずれも原則として50㎡で、プレミアム・デラックス・スーペリアに大差ない(おそらくフロアの違いのみ)ため、そこまでのアップグレードされた感はありません。
2人利用でも狭さは感じませんが、若干の年季を感じる部分はあり、プレミアムな滞在を期待されるのであれば、新館(ベイウィング)の直接予約が妥当なようです。
WiFi
WiFiは爆速ではないものの安定しています。ワーケーションにも耐えられる速度と言えるでしょう。
- 認証方式:部屋番号+姓、もしくはパスコード(固定)
- 有効期間:不明(72時間の継続を確認)
Summary
石垣までの距離と価格でいままで敬遠してきたホテル・目的地でしたが、空港からのアクセスが至便のため、トータルの移動を考えると、本島の名護周辺のリゾートよりも近く感じました。
またバス便も豊富なため、市街地にもアクセスしやすく、飲食店も豊富なため、やや割高に思えるホテル内レストランに縛られない、コスパの良いステイも可能です。台風直撃でカンヅメということがない限り、ファミリーでも少人数でも、ストレスなく楽しめるステイ先、価格次第ではありますが、国内屈指のお手軽なリゾートホテルと言えるでしょう。
General Information
ANA Intercontinental Ishigaki Resort
354-1 Maesato, Ishigaki, Okinawa 907-0002, Japan
+81-980-88-7111
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