コロナ禍から急速に人流が戻り、交通機関や宿泊施設の需要が急にひっ迫を始める中、本格的なオンシーズ前のニセコを訪問してきました。
オフシーズンということでホテル棟は依然として閉じられたままではありましたが、昨年ハロウィンの時期に訪問した際は稼働していなかった大浴場やプールは再開されており、徐々に正常化への兆しが垣間見える滞在となりました。
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Access
公共交通でのアクセスですと、空港から快特エアポートで小樽経由のJR倶知安となりますが、そこから逐一タクシーという距離でも利便性でもなく、滞在中の利便性も考慮すると、車一択と考えたほうが良いでしょう。
その意味では、都心にお住まいで、普段運転に慣れていない方にはアクセスしにくい部類のホテルと言えるかと思います。
レンタカーであれば、やはり新千歳空港でのレンタル~返却が便利。空港からは片道2時間弱の道のりです。
Facility
まだコロナ禍の色濃かった前回訪問時(2021年10月)ではクローズしていた温泉大浴場とスイミングプールが再開していました。
※現在は両者ともに予約制での運用となっているため、早めのキープをおススメします。
温泉大浴場
クリーンでスタイリッシュな大浴場ですが、施設面で大きなインパクトはありません。
期待のドライサウナもさほどスペースはなく、温度もピリッとした熱さではないため、ガチサウナーにはやや物足りなさを感じるかもしれません。
スイミングプール
インドアの25mプール。利用者がいなければガチ泳ぎも可能な広さですが、羊蹄山を眺めながらのんびり浸かるジャグジーが最高。
体が冷えたらミストサウナが併設されているのがうれしい設計です。
Dining
現在パークハイアットニセコHANAZONOでは下記のレストランが運営されています。
- マウンテンラウンジ(オールディダイニング)
- チャイナキッチン(中華)
- モリエール・モンターニュ(フレンチ)
- 鮨 みつ川
- Teppan(鉄板焼き)
以下のレストランについては 、個別記事をご参照ください。
Rooms
6月はオフシーズンということで、依然としてホテル棟は閉鎖中。結果としてグローバリストは自動的にレジデンス棟の1BRレジデンス(温泉付き)(100~109㎡)にアップグレードされる模様です。なお、保険をかけてSuite Upgrade Awardを利用した場合もこちらのお部屋になる可能性が高く、特典はキープで良さそうです。
広さ100〜109㎡の1ベッドルームレジデンスは、爽やかな自然の光に祝福されるバルコニーとサンルームを備え、羊蹄山の雄大な情景をお楽しみいただけます。インテリアは、大きな窓の外に広がる美しい北海道の大自然と調和する優美でモダンなスタイル。素晴らしいマウンテンビューを満喫する温泉もご用意しました。レジデンス内には、必要なものすべてを完璧に整えたアイランドキッチン、冷蔵庫、洗濯乾燥機を完備。広々としたリビング、ダイニングエリアでは、まるで我が家のようにおくつろぎいただけます。上質な眠りへといざなうマスターベッドルームは、ゆったりとした深さの贅沢なバスタブ、ダブルシンクの洗面化粧台、ウォークインクローゼットと隣接。プライベートエリアの高い独立性を実現しております。また、リビングに配したソファはベッドとしてもお使いいただくことが可能で、独立した専用シャワールームを併設。それぞれの滞在空間ごとに優れたプライバシーを確保し、最高峰のリゾートライフをお約束します。
パークハイアットニセコHANAZONO公式サイト
WiFi
ピカピカなハードにもかかわらず、ネットワークは若干遅めの印象です。
ワーケーションには支障のないレベルではありますが、ややもっさり感があります。
接続はワンクリックで7日間利用できるため、滞在中に再接続が不要な点は便利に感じます。
- 認証方式:なし(ワンクリック)
- 有効期間:7日間
Summary
外国人観光客の入国はこれからですが、宿泊者の外国人比率は日に日に高まってきていることを感じます。
特にニセコはインバウンド需要の人気目的地でもあり、今後国境のハードルが下がるにつれ、強烈な円安効果もあいまって、一気に予約がとれない施設になってしまう可能性も高そうです。
折しもブロック割の全国拡大の噂もある中、気になっている方は早め早めの行動が必要となるかもしれません。
General Information
Park Hyatt Niseko Hanazono
328-47 Iwaobetsu, Kutchan, Abuta District, Hokkaido 044-0082
+81-136-27-1234
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