Grand Hyatt Manila

2022の夏休み。国内はコロナ第7派大爆発で、なかなか動きづらい中でしたが、ようやく各国の渡航要件も運用ノウハウも集まってきたタイミングで、1週間マニラに行ってきました。

とは言え、比較的渡航者が多いハワイやバンコク等とは異なり、マニラはまだリアルタイムの情報が比較的少なく、手探りのの部分も少なからず。というわけで出入国についての必要事項は下記にまとめてみましたので、渡航予定のある方の参考になれば幸いです。

さて、まだまだ自治体支援なしではおぼつかない観光産業とは異なり、マニラのホテルも他のアジア諸国同様に軒並み高騰。

レートはほぼコロナ前の水準に戻った上に円安のダブルパンチがキツく、繁忙期でも必要額が安定しているハイアットポイントの恩恵を受け、グランドハイアットへ滞在することにしました。

 

Access

ボニファシオ・グローバルシティ (Bonifacio Global City、通称: BGC)と呼ばれる、マニラの中でも最も近代化された商業エリアに位置します。

外資の金融機関もほぼここ(とマカティ)に集結しており、日系の会社も数多くフィリピン支店を置いているエリアで、ここだけ見ているとフィリピンがかなりの先進国に錯覚してしまうほどの発展ぶり(笑)。

もしフィリピン初滞在の方であれば、BGCとマカティ、パサイだけを見ていると、また違った印象を持つと思います。

アクセスは、NAIA3からGRABでPHP300程度、車一択です。このクラスのホテルの滞在にローカルの移動手段は時間の無駄でしかないので、考えない方が無難です。

なお現在、こちらのエリアの5つ星ホテルは下記の3つ。

  • Ascott BGC Manila
  • Grand Hyatt Manila
  • Shangri-La The Fort, Manila

ちなみにお値打ちなのはアスコット、人気なのはハイアットとシャングリ・ラ、となります。

 

Facility

ビジネスからシティリゾートまで幅広く対応可能なオールインワンの施設のため、快適なプールやラウンジが用意されています。

Grand Club Lounge

57Fのフロア半分を贅沢に使ったラウンジで、レセプション業務に加えて、朝食~ティータイム~カクテルアワーの運用がなされています。クラブアクセスのあるゲストは、こちらのフロアでのチェックインとなります。

カクテルアワー・朝食のフード類は正直あまり期待しないほうが良いレベルなので、期待値を上げるのはやめましょう。カクテルアワーはアペタイザーと割り切り、外食へ。朝食は1階のGrand Kitchenの方が品数が多いとのことですので、そちらを利用する手もありそうです。(ただし、Grand Kitchenでの朝食はGlobalist特典の対象外、ということですので注意が必要です。)

Cocktail Hour

Breakfast

Swimming Pool

6Fにはフィットネスセンターとプールがあります。こちらのプールはゆったりとしたサイズで、多くのゲストが利用されていらっしゃいました。

リゾートホテルのようなプールサイドのバーはありませんが、シティリゾートとしては十分な施設ではないかと思います。

 

Dining

外資系のビジネスユースか強く意識されており、ダイニングも非常に充実しています。

  • Le Petit Chef at The Peak (French)
  • The Grand Kitchen (All-Day)
  • The Cellar (Wine & Bar)
  • The Lounge (Cafe)
  • Florentine (Pattiseries)
  • No. 8 China House (Chinese)
  • Pool House (Poolside BBQ)
  • The Peak (Bar & Lounge)

今回は単身での滞在ということもあり、利用したのは下記のみとなってしまったのが悔やまれます。

 

Rooms

毎度、お金のない筆者ですので、予約は一番下のクラスのお部屋で取りました。

通常の予約ですとPHP10,000(約25,000円)程度のレートなのですが、こちらはCategory3の施設となっており、ポイント利用であれば12,000ポイントで宿泊可能という、ポイント利用のほうが有利なホテルとなっています。

今回アサインされたのはGrand Suite (72㎡)。こちらはStandard Suiteですので、World of Hyattの規約通りの運用だと思われますが、それでも12,000ポイントの予約でもさくっとSuite Upしてくれるハイアット様には感謝しかありません。

仕様としてはまったく不足のないお部屋ですが、水回り(水圧・お湯の温度・アメニティ等)に関しては日本の施設に比べると弱さを感じてしまうかもしれません。

WiFi

総じてWiFiが完全死亡レベルで遅いフィリピンのホテルにあって、決して早くはないものの、全館安定した接続が担保されているのはやはり安心感があります。ビデオ会議も無難に行うことができました。

 

Summary

マニラにはもう1件、カジノ併設のハイアットリージェンシーがあり、そちらも魅力的なホテルではあるのですが、特にギャンブルをするわけではない、通常の滞在であれば、圧倒的にこちらの施設がおススメです。

日本をはじめとした他国の基準を勘案しても、現状のCategory3という分類はあまりに過小評価と言わざるを得ず、今後のランクアップは確実な施設のひとつだと思いますので、もしチャンスがあればぜひ少ないポイントで宿泊可能な今のうちに足を伸ばしてみるのがよさそうです。

 

General Information

Grand Hyatt Manila
8th Avenue corner, 35th St, Taguig, 1634 Metro Manila
+63-2-8838-1234

【Aug, 2022】グランド ハイアット マニラ / Grand Hyatt Manila
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